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福山 潤

Q,新事務所アクセルワンをどういった事務所にしていきたいですか?
A,自分がどういう事務所にしていきたいか、ということを語れる日が来るなんて思っていませんでした。 今までやってきた中で、僕が事務所という枠組みで考えていたのは、人と人とが仕事で繋がっているという意識と、それぞれのセクションで、仕事によって得た喜びと達成感をみんなで共有できる事務所。
一丸となってみんながそれぞれのことを理解して、コミュニケーションをとり、温かくみんなが笑いあえる、人との付き合いができる事務所。誰が上だ下だ、っていうことじゃなく、それぞれがそれぞれのことを考えて動ける。仕事を一緒に頑張り、オーディションに受かれば「おめでとう」「ありがとう」仕事が終われば「お疲れ様」「また宜しくお願いします」という当たり前の事が当たり前にいける事務所がいいですね。
Q,これからアクセルワンの役者として新たに挑戦していきたいことは?
A,新しいことというよりも、自分が今までやってきたことでさらにステップアップできるように。 同じことをやる訳ではなく、役一つ取って見ても、自分のクオリティを上げるだけじゃなくて、地に足のしっかりとついた一つ上の役者になりたいですね。
自分が今までやってこなかった、経験というものを人に伝えていくこともできるようにしたいです。 それが事務所の後輩や、これから入ってくる人達に自分の思っていることや価値観など、必要であれば伝えていきたいですね。
Q,プロの声優として、一環として大切にしていることは?これからしなくてはいけないと思うことは?
A,プロフェッショナルな仕事を楽しみたいという思いでしょうか。
「仕事」と「楽しい」が常にイコールでありたいという点はずっと変わらないと思います。
この業界が好きだけではなく、作品作りがやりたくて役者を目指したので、見ている人達が楽しんでもらえる、その作品にのめり込んでもらえる、ということが一番だと思っています。
大切にしていることは、僕も楽しい、見ている人も楽しんでもらえる、ここを一番いい形で伝えられたら嬉しいですね。
Q,4月から新事務所と同時に「アクセルゼロ」という養成所が始まるのですが、これから声優になろうというみんなに、声優を目指していた頃のお話を聞かせてください。
A,とにかくいろいろな作品を見てましたね。 僕がアニメだったり、外画だったりをただの視聴者として見てた頃は今と全然作品のテイストも様相も違っていました。
その時代の魅力的な役者の方々が出演されている外画やアニメを見漁ってどうやったらこういう面白さを自分でも出すことができるのだろうかと考えてました。
声優を目指している人の中で「この人のようになりたい」と思っている方もいらっしゃると思います。
僕は、そういう人達のようになりたいというより、そういう人達とタメが張れるようなところへ行きたいと思ってました。
当時、自分が見てた作品の中で一番面白いと感じてたのはトレンディドラマとかよりも外画の吹き替えやアニメでした。
自分が鳥肌立つまで楽しんでいたものを、鳥肌を立たせる側に回りたい。
そういう作品を作ってきた方々と一緒に作品を作りたいと強く思っていました。作品を送り出す側に立てた今は、もっとそういう意志を持った人達が出てきて欲しいと思っています。
プロになりたい、一人前の役者になりたい、そして何よりも作品を面白くするエッセンスになりたい、想いだけで言えば今以上に強かったかもしれないですね。
Q,これから声優になろうというみんなに一言ありましたら。
A,人間力の勝負と言ってもおかしくない業界なので、よくこういうことをしなくちゃダメだ、とか、何をしたらいいのか、という答えを求めがちだと思うんですが、自分が今まで生きてきた、或いは友達と遊んできた、触れ合ってきたっていう根本的なものを大切にして伸び伸びと生活をして頂ければ、スタートラインに立った時にこれが一番の根幹になるのではないかって、思います。
実際にスタートラインの前に立っている人達であるならば尚更。例えばアルバイトをしている、学校の友達が、地元の友達がいるなら、その人達とのコミュニケーションを記憶に残るレベルで意識してもらえば、すごく今後が華やかになるのではないかと思います。
僕は大阪から上京して単身でこっちでやり始めたのでそこの大切さっていうのは今だに感じますね。
それを持っている方は一つの才能だと思ってそれも磨いていって欲しいですね。
Q,最後に、応援してくれている皆さんに一言。
A,新事務所の立ち上げを森川さんと僕でという、このシチュエーションに鳥肌が立ちます。
声優に対しての需要がより多様化されている中で、我々が、森川さんと僕という全然タイプが違う役者二人がどのように化学反応を起こしてアクセルワンという事務所と我々とを皆さんにとって魅力的にみせられるか。
役者、スタッフそれぞれの場所で全力を尽くして、皆さんには作品を通してより良い娯楽を、感動を与えていきたいと思っております。
皆さんが我々に注目して、楽しんで頂けたら幸いです。
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